ホーム 茶の湯同好会 講座内容 先月の活動 お問い合わせ リンク
講座名・講師
日  時
概  要
名杓に学び、
茶杓を削る5
~銘から学ぶ、茶杓の魅力~
池田瓢阿先生
11月6日(木)
午後1時半~3時
(第2回)
各月第2木曜日(11月は第1木曜日)   
於:7階安与ホール 
②名品解説 銘について考える
*全4回 会費:16,000円(材料費別途) 
材料費:10,000円~(茶杓代3,000円~8,000円、竹筒代7,000円) (令和7年9月~8年4月分)  
-実物で味わう-
茶掛けの消息
増田孝先生
11月10日(月) 
午前11時~12時半
(第5回)
毎月第2月曜日(10月は第1月曜日)   
於:7階安与ホール
二条に宛てた伏見宮貞成親王の手紙案、
権左衛門に宛てた酒井忠世の手紙
*全5回 会費15,000円
(令和7年6月~11月分)
南方録講義2
熊倉功夫先生
11月14日(金)
午後1時半~3時
(第6回)
毎月第2金曜日(7月は第1金曜日、10月は第5金曜日)  
於:7階安与ホール
*全6回 会費:18,000円
(令和7年5月~11月分)   
茶陶が語る
茶の湯の歴史4
赤沼多佳先生
11月20日(木)
午前10時半~12時
(第5回)
毎月第3木曜日 
於:7階安与ホール
*全10回 会費:30,000円
(令和7年6月~8年5月分)

利休の逸話や手紙を読む
生形貴重先生
11月21日(金)
午後3時~4時半
(第6回)
毎月第3金曜日(6月、9月は第1金曜日、5月は第5金曜日)   
於:7階安与ホール
⑥利休と伊達政宗
*全6回 会費:18,000円
(令和7年5月~11月分)   
再開・『山上宗二記』を
精読する
竹内順一先生
11月28日(金)
午後1時半~3時
(第9回)
毎月第4金曜日(9月、6月、12月は第3金曜日)   
於:7階安与ホール
*全20回 会費:30,000円
(令和6年7月~7年12月/10回分)   
禅の風
-『無門関』
泉田玉堂先生
12月3日(水)
午後1時半~3時
(第4回)
隔月第1水曜日  
於:7階安与ホール
*全5回 会費:15,000円
(令和7年5月~8年3月分)
表千家茶事教室
長澤保人先生
12月5日(金) 
席入:午前11時 (第8回)
申込受付:キャンセル待ち受付中
受付:席入1時間前6階にて
於:9階柿傳茶席   
定員:35名 会費:20,000円(水屋料含)   
南方録講義3
熊倉功夫先生
12月12日(金)
午後1時半~3時
(第1回)
毎月第2金曜日(3月は第4金曜日)  
於:7階安与ホール
*全6回 会費:18,000円
(令和7年12月~令和8年6月分)   

「茶人と茶の湯」
原田茂弘先生
12月16日(火)
午後1時半~3時
(第4回)
隔月第3火曜日(10月は第2火曜日)  
於:7階安与ホール
④千道安・千少庵・古田織部
*全5回 会費:15,000円
(令和7年5月~8年3月分)

利休と天下人
生形貴重先生
令和8年2月16日(月)
午後3時~4時半
(第1回)
毎月第3金曜日(2月、3月は第3月曜日、6月は第1金曜日)   
於:7階安与ホール
①紹鷗の時代 堺の町と三好一族
*全6回 会費:18,000円
(令和8年2月~7月分)   
一般公開
第44回定期講演会
塩沼亮潤氏
11月29日(土)
午後2時~3時半

於:7階安与ホール
会費:2,500円(一般の方は3,000円)   
第23回
茶の湯同好会茶会
龍光院羅漢茶会
席主:小堀月浦氏
半東:熊倉功夫氏
11月15日(土)
 席入①午前10時 
   ②午前11時
   ③午後1時
   ④午後2時
   ⑤午後3時
申込受付:終了
席主:小堀月浦氏
半東:熊倉功夫氏
於:茶 席 柿傳9階残月亭  
   点心席 6階古今サロン 
受付:7階 席入15分前迄に
会費:15,000円(点心含)
茶の湯同好会
新年茶会
安田眞一 安田尚史
令和8年1月23日(金)
 席入 ①午前10時
    ②午前11時半
    ③午後1時半
    ④午後3時   
申込受付:11月7日(金)9時受付開始
席主:安田眞一 安田尚史
於:濃茶席 柿傳9階残月亭  
   祝膳・薄茶席 6階古今サロン 
受付:7階 席入15分前迄に
会費:19,000円(祝膳含)

-実物で味わう-【茶掛けの消息】 増田孝先生 12月以降の日程が決まりました。     

 茶掛けはお道具の中心として、もっとも重要なものとされてきました。お席では掛物を話題としてお茶が展開することが多いもの。掛けられている書には亭主の心が凝縮されるのです。実物を読みながら、文字のくずし方、その歴史的な背景や、書としての楽しみ方、鑑賞のポイントなどをお話します。  増田孝

 
講座内容 令和7年11月10日(月) 二条に宛てた伏見宮貞成親王の手紙案
           権左衛門に宛てた酒井忠世の手紙 
講  師 増田孝氏(愛知東邦大学客員教授)
日  時 毎月第2月曜日(10月は第1月曜日) 午前11時~12時半
①②③④:終了
⑤11月10日(月)
 二条に宛てた伏見宮貞成親王の手紙案、権左衛門に宛てた酒井忠世の手紙

※令和7年12月以降の日程と講座内容が決まりましたのでお伝えします。
毎月第2月曜日 午前11時~12時半
①令和7年12月8日(月)
 中沼左京に宛てた滝本坊乗淳の手紙、岸田吟香に宛てた日下部鳴鶴の手紙
②令和8年2月9日(月)
 三条西実条に宛てた中院通村の手紙
③3月9日(月)
 宛所を欠く本阿弥光悦の手紙、徳大寺に宛てた難波宗種の手紙
④4月13日(月)
 長七に宛てた烏丸光広の手紙、辻与右衛門に宛てた法童坊孝以の手紙
⑤5月11日(月)
 山久兵衛に宛てた本阿弥光悦の手紙、佐合森助に宛てた貫名菘翁の手紙
場  所 柿傅7階安与ホール
会  費 会員:15,000円(全5回分)
*別途毎回、講座の資料代(1回分)100円をいただいております。
申  込 TEL.03-3352-5120
 

増田孝氏 略歴
書跡史研究家。博士(文学)。東京教育大学教育学部芸術学科卒業。専攻は日本の書の歴史的研究。現在愛知東邦大学客員教授。 永青文庫評議員。書の鑑定家としてもテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」で活躍中。

【利休の逸話や手紙を読む】 生形貴重先生  

 近年茶道人口の減少が深刻に進んでいます。茶道文化を取り巻く現状は、あたかも明治維新後の茶道文化の危機的状況に似てい るかも知れません。 もう一度、茶の湯の楽しみや価値などが見直されるべき時が来たように思われます。利休の茶の湯に立ち戻って、利休の逸話や手紙などを読み直したいと思います。    生形貴重

 
講  師 生形貴重氏(千里金蘭大学名誉教授・表千家不審菴文庫運営委員)
日時・内容 令和7年5月~11月分 毎月第3金曜日(6月、9月は第1金曜日、5月は第5金曜日)
午後3時~4時半
講座内容
①②③④⑤:終了 
⑥11月21日(金)利休と伊達政宗 
※途中回からの受講も可能です。
開  講 令和7年5月30日(金)
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 1万円8千円(全6回分)
申  込 TEL.03-3352-5120
 

生形貴重氏 略歴
同志社大学大学院嘱託講師、放送大学京都学習センター客員教授、一般財団法人表千家不審菴評議員。 『利休の逸話と徒然草』の功績により、第12回茶道文化学術奨励賞を受賞。

【利休と天下人】 生形貴重先生  

 利休は、堺の町の茶の湯の発展とともに歴史に登場し、 戦国時代を終わらせようとした信長・秀吉とともに、激動の 時代を生きました。そして、秀吉政権においては、家康とも 親しい関係を築きました。しかし、その人生は、茶の湯が 政治と一体になるに従って、悲劇への道につながります。 信長・秀吉・家康の陰に利休の姿を見つめながら、茶の湯文化の 展開を眺めてみます。    生形貴重

 
講  師 生形貴重氏(千里金蘭大学名誉教授・表千家不審菴文庫運営委員)
日時・内容 令和8年2月~7月分 毎月第3金曜日(2月、3月は第3月曜日、6月は第1金曜日)
午後3時~4時半
講座内容
①令和8年2月16日(月)紹鷗の時代 堺の町と三好一族
②令和8年3月16日(月)信長の上洛 利休と信長
③令和8年4月17日(金)信長の時代 利休の茶の湯改革
④令和8年5月15日(金)秀吉の台頭 利休と秀吉の出会い
⑤令和8年6月 5日(金)秀吉の時代 利休と関白政権 
⑥令和8年7月17日(金)利休の悲劇 政権の内部対立と利休 
※途中回からの受講も可能です。
開  講 令和8年2月16日(月)
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 1万円8千円(全6回分)
申  込 TEL.03-3352-5120
 

生形貴重氏 略歴
同志社大学大学院嘱託講師、放送大学京都学習センター客員教授、一般財団法人表千家不審菴評議員。 『利休の逸話と徒然草』の功績により、第12回茶道文化学術奨励賞を受賞。

【茶人と茶の湯】 原田茂弘先生 

 茶の湯は今日に至るまで、実に多くのさまざまな人によって受け継がれてきました。そのなかでも、とくに茶の湯の歴史に大きな事績を残した茶人をとりあげ、その人たちがどのような時代のなかで、如何なる茶の湯を展開したのか、そして現在の茶の湯にどのような影響を与えているのか、茶会記、手紙、伝承などの史料をもとにお話しします。   原田茂弘

 
講  師 原田茂弘氏(表千家不審菴文庫主席研究員)
日時・内容 令和7年5月~8年3月分 隔月第3火曜日(10月は第2火曜日)
午後1時半~3時
講座内容
①令和7年5月20日(火)足利義政・珠光:終了
②7月15日(火)武野紹鷗・北向道陳:終了
③10月14日(火)千利休・津田宗及:終了
④12月16日(火)千道安・千少庵・古田織部
⑤令和8年3月17日(火)千宗旦・小堀遠州・金森宗和 
※途中回からの受講も可能です。
開  講 令和7年5月20日(火)
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 1万円5千円(全5回分)
申  込 TEL.03-3352-5120
 

原田茂弘氏 略歴
昭和38年、広島県生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。研究テーマは日本茶道史。茶の湯文化学会理事。著書に『茶道教養講座16茶書は語る』(淡交社)、主な論文に「千宗旦と三千家の成立」(『講座 日本茶の湯全史』第二巻、思文閣出版)、「千家と江戸の豪商冬木家」(『茶の湯研究 和比』第十一号、不審菴文庫)、「紀州徳川家付家老 水野忠昭と茶の湯」(『茶の湯研究 和比』第十二号)など。

【近代の茶の湯と美術】 依田徹先生 終了しました  

 明治時代から昭和戦前期にかけての茶道具について見てみましょう。時代の変化の中、 樂家や永樂家といった職家たちはどうしていたのでしょうか。また本阿弥光悦や千利休は、美術史からどう評価され たのでしょうか。我々が当たり前と思っている現在の茶道具の価値観がどのように形成されたのか、それを追ってい きます。   依田徹

 
講  師 依田徹氏(遠山記念館学芸課長)
日時・内容 令和7年3月~7月分 毎月第3土曜日(3月、4月は第2土曜日)
午後1時半~3時
講座内容
①令和7年3月8日(土)明治維新と茶道具:終了
②4月12日(土)輸出工芸の時代:終了
③5月17日(土)日本美術史と茶道具:終了
④6月21日(土)職人から作家へ:終了
⑤7月19日(土)桃山復興と民芸運動:終了
※途中回からの受講も可能です。
開  講 令和7年3月8日(土)
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 1万円5千円(全5回分)
申  込 TEL.03-3352-5120
 

依田徹氏 略歴
昭和52年山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻。博士後期課程修了。博士(美術)。専門は日本近代美術史、茶道史。著書に『皇室と茶の湯』(淡交社)、『近代の「美術」と茶の湯 言葉と人とモノ』(思文閣)ほか多数。

数江瓢鮎子邸 第42回【茶室見学会】 大川三雄先生 解説 終了しました  

  茶の湯同好会を立ち上げ、活動全体を担い、指導にあたられた日本倫理思想史、茶道研究家の数江瓢鮎子(教一)先生(一九一三~二〇〇三年)の自邸を見学します。令和二年に国の登録有形文化財となった通常非公開の建物で、茶の湯同好会との深いご縁から、このたびの見学会が実現しました。
 設計はヴォーリズ建築事務所の松ノ井覚治氏、昭和十四年竣工。外観はスパニッシュ風、内部は数寄屋風意匠を備えた和洋折衷住宅で、本格的な茶事が行える茶の湯空間と日常生活空間の関連が巧みに計画されています。
 講師には、数江邸の文化財登録に尽力された大川三雄先生をお迎えします。また、数江先生がおつくりになられた小間「香積庵」にて濃茶と、母屋の広間での薄茶をお楽しみ頂き、昼食は「東京 柿傳」のお弁当(汁物付)をご用意させて頂きます。
 戦後の茶の湯文化に多大な業績を残された数江先生の自邸を通して、茶の湯について学び、新緑の一日を楽しんで頂ければ幸いです。
(協力:一般社団法人住宅遺産トラスト、からこま茶会実行委員会)    

 
講  師 大川三雄氏(建築史家)
日  程 令和7年6月4日(水) 
場所 数江家住宅(東京都大田区久が原/久が原駅、西馬込駅から徒歩15 ~20分/詳細は出席者に追ってお知らせ致します)
小間席主 石原葉子氏
七畳席主 宇田雅子氏
見学 現地集合、現地解散
※集合時間厳守でお願いします。
Aグループ
9時50分集合、 13時20分頃解散予定
Bグループ
10時40分集合、 14時頃解散予定
Cグループ
12時集合、 15時20分頃解散予定
会  費 1万8千円(昼食代、お茶会代込み) 
定  員 各グループ16名
※小間へは8名様でお入り頂く為、当日Aグループ、Bグループをさらに2班に分けてご案内致します。
申  込

受付終了
※お申し込み多数により、1グループ増やして再抽選を行いました。大勢の会員様からお申込みを頂きまして、有難うございました。

 

大川三雄氏 略歴
昭和25年群馬県生まれ。元日本大学理工学部建築学科教授、大田区文化財審議委員会委員。専門は日本近代建築史。名建築への見学ツアーを企画するなど、フ ィールドワークにも精力的に取り組む。主な著書に『図説 近代建築の系譜』(彰国社)、『図説 近代日本住宅史』(鹿島出版会)、『近代和風建築―伝統を超えた世界―』(建築知識社)ほか多数。

第53回【茶道夏期大学】 終了しました

 
講座内容
7/28(月)


「東山文化再確認ー慈照寺時代から現代」珠寶氏(花士)
「初心忘るべからず」野村 萬氏(狂言師、人間国宝) 聞き手:安田眞一氏(新宿柿傳店主)

7/29(火)


「『小堀遠州』ー綺麗さびの心と美の出会いー」浅井宗兆氏(遠州流茶道 主鑑)
「蒔絵と螺鈿」室瀬和美氏(漆芸家、人間国宝)
7/30(水)


「紀州徳川家における御庭焼以前の焼きもの
 ー表千家不審菴に伝わる史料を中心としてー」原田茂弘氏
(表千家不審菴文庫主席研究員)
猶有斎 千 宗左氏(表千家当代家元)
講  師 (講演日順)珠寶氏、野村萬氏、浅井宗兆氏、室瀬和美氏、原田茂弘氏、 
猶有斎 千宗左氏
日  時 令和7年7月28日(月)29日(火)30日(水)
午後1時~4時15分
会  費 2万円(資料代含む、懇親会費1万1千円別途)
定  員 茶道夏期大学:150名(机有り)
7月30日懇親会:80名(夏期大学参加者のうち希望者のみ) 
定員となり次第締切とさせていただきます
申込方法 受付終了
 

●懇親会 7月30日は懇親会を午後4時45分頃より柿傳6階古今サロンにて開催致します。
(希望者のみ 会費11,000円・定員80名)

【表千家茶事教室】

 この度、貴重なご縁を頂戴し、長澤保人様(表千家教授)のご指導により茶事教室を開催する運びとなりました。表千家流の方に限らず、他流の方、また初心者の方にも、分かりやすくご指導させて頂きます。

 
講  師 長澤保人氏(表千家教授)
日  程 第4回 令和6年11月29日(金):終了
第5回 令和7年 2月21日(金):終了
第6回 令和7年 5月16日(金):終了
第7回 令和7年10月 3日(金)→10月8日(水):終了
第8回 令和7年12月 5日(金)

※令和8年度の日程をお知らせいたします。
第  9回 令和8年 2月27日(金)
第10回 令和8年 4月24日(金)
第11回 令和8年 6月19日(金)
第12回 令和7年 9月 4日(金)
第13回 令和8年11月27日(金)
※第9回以降のお申込みは改めて告知致します。
場  所 柿傳9階茶席
席  入 午前11時
受  付 席入1時間前に6階にて
定  員 35名(茶の湯同好会会員)
会  費 2万円(水屋料含)
申  込 第8回 令和7年12月5日(金)
現在、キャンセル待ちをお電話にて受け付けております。
TEL.03-3352-5120
 

長澤保人氏 略歴
昭和25年、東京都青梅市曹洞宗高徳寺で生まれ、駒澤大学仏教学部卒業後、青梅市常秀院、高徳寺、埼玉県飯能市心應寺の住職を歴任し、檀徒教化と各寺院の伽藍整備に尽力、令和元年に退董。 昭和45年より表千家茶道を学び、心應寺内に茶道教室を開き現在に至る。


【名杓に学び、茶杓を削る5】 池田瓢阿先生 

 名杓とは何か。その答えを皆様とともに探りながらすすめて参りましたこの講座も、はや五回目を迎えました。実際に参考品に触れ、竹を削りながら名杓の物語とその造形の素晴らしさを学ぶことはもちろん、今回は茶杓の銘に着目し、銘に隠された茶人の思いや銘から解き明かす交友関係など、名杓における「銘」の重要性についてお話したいと思います。池田瓢阿

 
講  師 池田瓢阿氏(竹工芸師)
日時・内容 令和7年9月~8年4月分 各月第2木曜日(11月は第1木曜日)
①②午後1時半~3時、③④午後1時半~3時半
①9月11日(木)茶杓の基本:終了、②11月6日(木)名品解説 銘について考える
③令和8年2月12日(木)茶杓削り(実習)、④4月9日(木)共筒削り、銘書付(実習)
※なお、お考え頂いた銘は講師の池田瓢阿が書付けます。 
開  講 令和7年9月11日(木)
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 1万円6千円(全4回分、材料費別途)
材料費1万円~(茶杓代3千円~8千円、竹筒代7千円)
申  込 TEL.03-3352-5120
 

池田瓢阿氏 略歴
1951年二代目池田瓢阿の次男として東京に生まれる。 1993年三代目瓢阿を襲名。籠花入の制作を中心として、竹芸の新しい可能性を探って精力的に活動し、日本橋の三越本店において定期的に個展を開催。 2018年MIHO MUEUMにて開催された「百の手すさび 近代の茶杓と数寄者往来」展を 監修、同年、根津美術館主催の「現代茶人の茶室」茶会にて席主を務める。 2023年香雪美術館の依頼で同館所蔵の千利休所持「桂川籠花入」の修復。 おもな著作に『茶の竹芸 籠花入と竹花入』『籠と竹のよもやまばなし』『手作りbook茶杓・共筒』(いずれも淡交社)などがある。

【 茶陶が語る茶の湯の歴史4 】 赤沼多佳先生 

 茶の湯の継承によって伝わる美術品は多岐にわたり、日本美術史の一端を担う重要な存在といわれます。本講座では茶の湯の陶磁器(茶陶)を取り上げますが、各時代に誕生し、伝えられてきた茶陶には茶の湯の歴史と時代ごとの茶風の変化が窺えます。映像にて紹介します。  赤沼多佳

 
講  師 赤沼多佳氏
日  時 [前期]
①令和7年6月19日(木):終了、②7月17日(木):終了、
③9月18日(木):終了、④10月16日(木):終了、⑤11月20日(木)、
[後期]
⑥12月18日(木)、⑦令和8年2月19日(木)、⑧3月19日(木)、
⑨4月16日(木)、⑩5月21日(木)
毎月第3木曜日
午前10時半~12時
開  講 令和7年6月19日(木)
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 3万円(全10回)、前期・後期(各5回分)分納可
申  込 TEL.03-3352-5120

一般公開 特別講座
【数寄者の実践 - 歴史を踏まえた茶室づくり】 田野倉徹也先生 終了しました  

「一生涯に自分の住宅を五回だけ新築して見たい」と近代数寄者・高橋箒庵は遺しています。今日、マイホームは一生の買い物。家の中につくるたったひとつのお茶室が、歴史とこれからの茶の湯を繋いでいくために、文献と実践から数寄屋普請を学びます。今回は、「つくる」視点から茶室についてお話しします。  田野倉徹也

 
講座内容 ⑥令和元年11月14日(木) 現代茶室論議 - 数寄者の今と昔
講  師 田野倉徹也氏(数寄屋建築家)
日  時 平成30年12月~令和元年11月 
隔月第2木曜日
午前10時半~12時
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 会員:1万8千円 一般:2万1千円 (全6回)
申  込 受付終了
 

田野倉徹也氏 略歴
1978年生。東京大学・同大学院修了。鹿島建設株式会社を退社後、田野倉建築事務所を設立。近代数寄者の茶室や能舞台の木割研究を下地に、伝統的な数寄屋や社寺を実作を手掛ける。山下和美氏の漫画『数寄です!』には蔵田徹也として登場し、数寄屋を解説する役割を担っている。にっぽん文楽組立舞台を設計するなど、伝統芸能に関する造詣も深い。

【禅の風 - 『無門関』】 泉田玉堂先生  

 茶の湯をこころざす人にとって有用であり、茶席にも掛けられる言葉に出会う禅語録『無門関』一巻を拝読します。 
 四十八則の話から成り立っていますが、いずれも「自己とは何か」すなわち「個」の問題と、「他者へのいたわり」すなわち、自ずからなる「共同体」(一座建立)への指向の問題が、はらまれています。
 茶の湯にたずさわる人には、点前作法のみにとどまることなく、奥深い精神である「和敬静寂」を求めるための指針となるでしょう。  泉田玉堂

 
講  師 泉田玉堂氏(大徳寺第五三0世住持)
日  時 ①令和7年5月7日(水):終了
②7月2日(水):終了
③10月1日(水):終了
④12月3日(水)
⑤令和8年3月4日(水)
隔月第1水曜日  
午後1時半~3時
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 1万5千円(全5回)
申  込 TEL.03-3352-5120
 

泉田玉堂氏 略歴
1942年新潟生まれ。早稲田大学卒業後、立花大亀老師につき出家。次いで瑞泉僧堂の松田正道老師に参じて印可証明を受ける。1993年より奈良大宇陀の大徳寺派松源院に住す。

【新年茶会】

 日頃、お世話になっている茶の湯同好会会員の皆様とご一緒に、新しい年を寿ぎたく、吉例の新年茶会を催します。
 今年も、柿傳の安田眞一と、柿傳ギャラリーの安田尚史の我々兄弟で釜をかけさせていただきます。
 まずは残月亭にて、濃茶をお召し上がり頂いた後、空くじ無しの福引きをお楽しみ頂きます。その後、古今サロンにて、ご好評を頂いているすっぽん出汁の雑煮椀や柿なますなどの祝膳をお召し上がり頂きます。
 未熟な我々ですが、精一杯、務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上 げます。 安田眞一 安田尚史

 
日     時 令和8年1月23日(金)
席入 ①午前10時 ②午前11時半 ③午後1時半 ④午後3時
一席40名様 
濃  茶  席 柿傳9階残月亭(安与ビル9階)
祝膳・薄茶席 古今サロン(同ビル6階)
会     費 1万9千円(祝膳含)
申     込 11月7日(金)9時~申込受付開始(先着順)
電話にてお申し込み下さい。
TEL.03-3352-5120
※お申込時に会員番号、氏名、電話番号、希望の席入時間一席をお知らせください。
※祝膳のお持ち帰りをご希望の方は、お申込時にお知らせください。

令和七年 第23回【茶の湯同好会茶会】    

 茶の湯同好会茶会を開催させて頂きます。今回席主は、お忙しい中、小堀月浦様にお引き受け頂きました。誠にありがとうございます。

※第二十四回については、改めてお申込期間等を告知致します。

 
日  時 第23回11月15日(土)龍光院羅漢茶会  
席主:小堀月浦氏(大徳寺 龍光院 住職)
半東:熊倉功夫氏
主なお道具:十六羅漢像(軸装)など
①午前10時、②午前11時、③午後1時、④午後2時、⑤午後3時の五席  
茶   席 柿傳9階残月亭(安与ビル9階)
点 心 席 古今サロン(同ビル6階)
会  費 15,000円(点心含)
申  込 受付終了

【南方録講義2】 熊倉功夫先生   

 「南方録講義2」として、第一巻覚書を読み進めて参ります。この巻は「南方録」全体の総論といった趣があり、どこを読んでも非常に密度の濃い文章が続きます。日本文化の古層とも言われる伝承や民俗と茶の湯が結ばれていますので、そうした側面にも注意して行きたいと思います。  熊倉功夫   

 
講  師 熊倉功夫氏(日本文化史、茶道史研究家)
日  時 ①②③④⑤:終了、⑥11月14日(金)
*毎月第2金曜日(7月は第1金曜日、10月は第5金曜日)
*午後1時半~3時 
場  所 7階安与ホール
会  費
1万8千円(全6回 )
講師略歴 日本文化史専攻。茶道史、寛永文化、日本の料理文化史、民藝運動などを研究。
現在、MIHO MUSEUM館長、国立民俗学博物館名誉教授。 
申  込 申込受付中
申込多数のため、3人掛けとなります。
TEL.03-3352-5120

【南方録講義3】 熊倉功夫先生   

 「南方録」は第二巻の会に進んできました。利休の茶会記ですが、一種の空想茶会の観があっていろいろと背景など想像すると面白いところがあります。ちょうど「南方録」が書かれた元禄時代になると、茶会の趣向が競われるようになって、現在の茶会に通じるものがあります。  熊倉功夫   

 
講  師 熊倉功夫氏(日本文化史、茶道史研究家)
日  時 ①令和7年12月12日(金)、②令和8年2月13日(金)、③3月27日(金)、
④4月10日(金)、⑤5月8日、⑥6月12日(金)
*毎月第2金曜日(3月は第4金曜日) 
*午後1時半~3時 
場  所 7階安与ホール
会  費
1万8千円(全6回 )
講師略歴 日本文化史専攻。茶道史、寛永文化、日本の料理文化史、民藝運動などを研究。
現在、MIHO MUSEUM館長、国立民俗学博物館名誉教授。 
申  込 申込受付中
申込多数のため、3人掛けとなります。
TEL.03-3352-5120

【染服紗をデザインする -文様の魅力- 】 土田半四郎先生 終了しました

 茶の湯で使用する裂には様々な文様が使われています。
 吉祥文、花、唐草、波、幾何学文様、それらを組み合わせて裂の文様が出来上がります。
 今回は実際に新たに文様を組み合わせ、オリジナルの染服紗を参加される皆様と製作してみようと思います。
 その中から今まで見慣れた裂の中に新たな発見があれば嬉しく思います。  土田半四郎

 
講  師 土田半四郎氏(千家十職 袋師)
日時・内容 ①令和6年11月26日(火) 図案について(テーマを決める):終了
②令和7年2月25日(火) 制作実習① デザイン:終了
③4月15日(火) 制作実習② デザイン:終了
④6月24日(火) 図案・色の決定、発注:終了
⑤9月24日(水) 経過報告、名物裂の話:終了
⑥10月28日(火) 完成、お渡し、まとめ:終了
*各月第4火曜日(4月は第3火曜日、9月は第4水曜日)
*午後1時半~3時
※古い図案帳から文様を組み合わせ、染服紗の図柄のデザインを皆様に試みて頂きます。
講師の指導により全体で一~二種類 の図柄に集約し、皆様の染服紗を発注します。
最終日には、参加者の皆様が共同で図柄をデザインされた染の出服紗を一点、
お持ち帰り頂きます(紙箱付)。
※制作実習には、カッター、はさみ、筆ペン、ペン型修正液、貼って剥がせるテープ、
ピンセット(あれば)をご持参下さい(初日に説明有)。
場  所 7階安与ホール
定  員 40名(茶の湯同好会会員)
会  費
1万8千円(全6回分、材料費別途)
材料費 2万5千円(染出服紗製作費込)
講師略歴 昭和四十三年、京都市に生まれる。大学を卒業後、家業に入る。
平成二十六年、十三代土田半四郎を襲名。土田家は、千家十職の一つである袋師。  
申  込 受付終了

【再開・『山上宗二記』を精読する】 竹内順一先生

 一言一句に分かりやすい解説を加えて、利休伝書『山上宗二記』をたどる。毎回、全文テキストを配布。
千利休に二十年余間学んだ山上宗二は、四十五歳の天正一六年(一五八八)から唐物名物の所在リストを執筆する。茶の湯の点前を約三〇〇日費やして学んだ弟子に、印可状として伝授するためである。伝授者は、計十三名。世にいう『山上宗二記』である。本講座では、茶の湯発展史を概観し、茶壺から書き出す詳細版を読む。  竹内順一
※講師の都合により、10月~令和7年3月の講座はお休みとなり、休講分を③~⑩へ振り替えました。
  

 
講  師 竹内順一氏(東京藝術大学名誉教授)
日  時 [前期]
①令和6年7月26日(金) 茶の湯の歴史 その1:終了
②9月20日(金) 茶の湯の歴史 その2:終了
*講師の都合により、10月〜令和7年3月の講座はお休みとなり、
休講分を③~⑩へ振り替えました。

③令和7年4月25日(金):終了
山上宗二記(岩屋寺本)
【茶道具別記述】
御茶湯道具併蜜々口伝条々在此中
大壺之次第(その一)

④5月23日(金):終了
山上宗二記(岩屋寺本)
【茶道具別記述】
御茶湯道具併蜜々口伝条々在此中
大壺之次第(その二)

⑤6月20日(金):終了、⑥7月25日(金):終了、⑦9月26日(金):終了
⑧10月24日(金):終了、⑨11月28日(金)⑩12月19日(金)
毎月第4金曜日(9月、6月、12月は第3金曜日)  
午後1時半~3時
開  講 令和6年7月26日(金)
場  所 柿傅7階安与ホール
会  費 3万円(今期10回)、前期・後期(各5回分)分納可
全20回のうち10回を今回募集致します。
申  込 TEL.03-3352-5120
 

竹内順一氏 略歴
1941年生。東京芸術大学美術学部芸術学科(工芸史専攻)卒業。五島美術館学芸員、学芸部長、東京芸術大学美術館教授・同館長、東京芸術大学教授を経て、現職。

一般公開 第44回定期講演会
塩沼亮潤氏(福聚山慈眼寺住職、大峯千日回峰行大行満大阿闍梨)   

 これは大峯千日回峰行のなかで生まれた 言葉です。初心忘るべからずとはすべて の道に通じることだと思っております。 時代が変わり環境が変わったとしても、 日々新たな気持ちで基本からスタート することが大切です。

 
講  師 塩沼亮潤氏(福聚山慈眼寺住職、大峯千日回峰行大行満大阿闍梨)
コーディネーター 細川護光氏(陶芸家/茶の湯同好会会長)
日  程 令和7年11月29日(土)
時  間 午後2時~3時半
場  所 安与ホール(安与ビル7階)
会  費 会員:2千5百円 一般:3千円      
申  込 申込受付中
TEL.03-3352-5120
 

塩沼亮潤氏 略歴
昭和43年、宮城県仙台市生まれ。昭和62年、吉野山金峯山寺で出家得度。過去1300年で二人目となる、 一日48kmの険しい山道を千日間歩き続ける「大峯千 日回峰行」を満行。その後、9日間の断食・断水・ 不眠・不臥の中、20万編の御真言を唱え続ける「四 無行」を満行する。また、百日間の五穀断ち・塩断 ちの前行の後、「八千枚大護摩供」を満行。大峯千 日回峰行大行満大阿闍梨。平成15年に仙台市秋保に 慈眼寺を開山。令和3年12月に「塩沼亮潤 大阿闍梨 基金~ともに寄り添うプラットフォーム~」を創 設。著書に『くらしの塩かげん』(世界文化社)、 『寄りそう心』(プレスアート)、『幸いをいただ きまして このひとときを大切に』(幻冬舎)、『人 生生涯小僧のこころ』(致知出版)ほか。

Copy right (c) 茶の湯同好会 無断転載・複写を禁じます。